2010年2月12日金曜日
火葬場にて
この間、妻の叔母さんが93歳で亡くなり、葬儀に列席しました。火葬場で待つこと1時間20分後には、わずかの骨だけになっていました。集まった方々は、終始無言でふたりずつで箸を使い、骨壺に骨を入れていました。なんとも、物質中心の方には耐えられない瞬間でした。だれもが、「いつかは自分もこうなるのか・・・」という想いにとらわれていたことと思いました。わたしも、そのひとりでした。その後、この機会を境にして、残された人生をどう生きるべきかを問い続けていました。たしか・・・こういうのを仏教では、白骨観とかいうんだと思い出しました。所詮、体は神様からの借り物にすぎないんだな~という気持ちになりました。借り物だからこそ、大事にしかも感謝して使わせていただかなくてはならないという考えに至りました。それと、今、与えられている人生を楽しんでみようかな~という想いも同時にわいてきました。
毎日、暑いですね~。今年の夏は、24時間エアコンをつけておかないと、熱中症になりそうです。特に『奥の細道』に取り組んでいてうまく書けない時は血圧も上がってしまいます。血圧の薬も飲んでいるのですが、、、書道 教秀 https://www.kyoushhu.com/
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向勢(こうせい)と背勢(はいせい) 直筆 (ちょくひつ)で、しかも向勢にかかれたもの。相対する二本の縦画が互いに外側へふくらむように向き合った書風。「孔子廟堂碑」はその代表的なもの。 側筆(そくひつ)とは、少し筆を傾けて書くこと。側筆で、しかも背勢(はいせい)でかかれた...
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塚も動け わが泣く声は 秋の風 Thukamo ugoke waga nakukoe wa aki no kaze つかもうごけ わがなくこえは あきのかぜ 【教秀の意訳】 どんなにか無念であったろうなー、一笑。おまえに一目会いたかった。わたしの鳴く声は秋の風のようにもの...
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唯我独尊 (ゆいがどくそん)とは、釈迦が誕生した時に言ったとされる言葉である。 釈迦は 摩耶夫人 の右脇から生まれたとされるが、七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして「 天上天下唯我独尊 」(てんじょうてんげ・ゆいがどくそん)と言った、という伝説から出てきたもので、しばし...