2010年1月24日日曜日

向勢と背勢

向勢(こうせい)と背勢(はいせい)

直筆(ちょくひつ)で、しかも向勢にかかれたもの。相対する二本の縦画が互いに外側へふくらむように向き合った書風。「孔子廟堂碑」はその代表的なもの。


側筆(そくひつ)とは、少し筆を傾けて書くこと。側筆で、しかも背勢(はいせい)でかかれたもの。相対する二本の縦画が互いに背を向け合うように書かれた書風。「九成宮醴泉銘」はその代表的なもの。


両者とも、正反対の書き方であり、それぞれに特徴があって、おもしろい。


向勢は、内に強さを秘め、外観には、丸みを帯びて、温厚さをかもし出す。

かたや、背勢は、人間でいうと、スマートでスリムでかっこいい。スーパーモデル並みである。そして、切れ味を見る人に印象づける。

どちらも、その良さを活かそうとする点において、すぐれている。


二人の対照的な人生も、下記よりのぞいてみるのも、興味深い。

虞世南 (向勢)

欧陽詢 (背勢)

書道 奥の細道 37【 金沢 2】2008 松尾芭蕉 俳句 教秀

秋涼し 手ごとにむけや 瓜茄子 Akisuzushi tegotoni mukeya uri nasubi あきすずし てごとにむけや うりなすび   【教秀の意訳】 初秋の涼しさ、あの暑かった日々を思い返すと、なんともいえずよい季節に入りましたな~。みなさん、ここ玄松庵(げ...